Life & Environment & Culture Magazine
テ ク ネ
| バックナンバーのご案内 バックナンバー注文書 テクネ初出小説『諫早少年記』紹介 11号掲載【特集】諌早湾干拓 テクネ表紙館 (株)レック研究所のホームページに戻る |
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文芸誌「テクネ」27号!
■今号は、人形作家の浜いさをさんの随筆が6年ぶりに登場しています。今年の5月に新宿の紀伊國屋画廊にて浜さんの個展があり、風変わりな女性の画家や、「白髪の童女」といったステキなおばさんたちと二次会までやり、
大いに盛り上がりました。その成果が文章となって仕上がっています。じっくり読んでください。
■文藝評論家の堀切直人さんは、今回は演劇から離れて、東日本大震災のことを執筆されています。地震兵器だとか、陰謀説だとか、おどろおどろしい言葉が並びます。 そして、極めつけが予言です。2012年12月21日、地球を脅かすような、何か大変なことが起こるらしいのです(ヒャアー!) ■写真家&エッセイストの武田花さんは、老猫(なんて読むのでしょう。ロウネコ? それともロウビョウ?)の「くも」が死んだのを、神社の境内で見つけた死んだふりをした野良猫とオーバーラップさせていて、 ほろりとさせられるとともに、クスッとさせられます。ぜひ、相反するステキなセンスをお読みください。 ■小説家の浦野興治さんの東京居酒屋噺は7話目、新宿です。呑兵衛のほとんどの人が1回は行ったことのある新宿ゴールデン街での、なんでもない酒の上の話ですが、みごとに酒場のシーンが活写されています。 はたして「ニャロメ」は、現れるのでしょうか? また、浦野さんは地元、諫早出身の芥川賞作家野呂邦暢の「菖蒲忌」のことを書いておられます。 ■竹野新太郎は、今回は震災レポートです。仙台と石巻です。いくつもの集落が、津波で人も家もすべて押し流されていて、無人化しています。 「百聞は一見に如かず」です。ぜひ、興味のある方は被災地に赴いてみてください。
発行:(株)レック研究所 判型:B5(週刊誌大)
表紙モノクロ 本文20ページ 定価:500円(税込み) 送料:無料
購読希望の方は:FAX03−3797−7503
はがき〒150−0001 渋谷区神宮前6−35−3−318 レック研究所「テクネ」編集 文字舎 へ、ご連絡ください(希望の旨を明記)。 ●「テクネ」会員募集の連絡先も同じです。 |
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| 【テクネ27号 表紙写真】 【エッセイ】老猫 【随筆】地図を覗く 【竹野新太郎の震災レポート】震災約4カ月後の仙台・石巻 【小特集】第31回 野呂邦暢「菖蒲忌」に参加して 【時評】東日本大震災と二〇一二年問題 【東京居酒屋噺】その七 新宿ゴールデン街 |
武田 花 |
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テクネ会員募集中!入会費1,000円(期限を定めません) 「テクネ」会員新規約
・文芸誌「テクネ」は、文芸全般をテーマにした専門誌的なリトルマガジンです。
・書店に置いていませんので、会員を募って情報を発信します。 ・入会費は、1000円です。 ・入会費を納めた方を「テクネ会員」といたします。 ・会員には「テクネ」発行ごとに無料配布します。 ・会員の期限は定めませんので、脱会希望者は「テクネ」編集室 文字舎〉にご連絡ください。 ・「テクネ」は2年3回の発行を予定しています(8カ月ごと)。 ●お申し込みは、住所、氏名と入会の号数を明記のうえ、前記の「購読希望の方は」の連絡先にお願いします(個人情報はほかの目的では使用しません)。 *※FAX、はがきの場合、会費は郵便振替による後払いとなります。お届け号と一緒に振り込み用紙(払込取扱票)を同封しますので、冊子到着後、10日以内にお近くの郵便局(ゆうちょ銀行)から、入会費1000円をお振り込みください。(郵便局でペイジーマークのあるATMが便利です) 申込みFAX用紙のダウンロード(PDFファイル。印刷してご利用ください) |
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浦野興治の新刊本『笑箱waraibako』ネット販売開始!! ■詳細・購入方法はPDFファイルをご覧ください…
『笑箱waraibako』ご案内のダウンロード(PDF) |
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短篇集『ピアスをしたシャム猫たち』浦野興治(レック研究所) 平岡篤頼編集長のもと、盛田隆二、まきのえり、向井豊昭らを輩出した第8次「早稲田文学」に発表したものを中心に、短篇の私小説を5篇収載!
「ピアスをしたシャム猫たち」1997年5月号
「豪女伝」1995年3月号 「おふぢさん」1996年10月号 「干潟のある町」1999年1月号 ほか1篇 |
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岡田孝子・評(帝京平成大学教授)気になる本がまた一冊 「読み終えたあと、時間がたつほどに気になってくる本がある。ものすごく感動したとか、考えさせられたとかではないのだけれど、なんとなく忘れられず、何かの折にフッと思い出して書棚から引っ張り出してみたくなるという本。浦野興治さんの作品は、まさにそんな気になる本なのだ。
かなり前になるが、「おどける父」という作品があった。「少年時代、私は人前でおどける父が大嫌いだった。」で始まるこの作品には、老いた親に自分の姿を重ねざるをえない子どもの哀しみが漂っていて、年々、親近感がましてくる。
さて、その浦野さんが最近、小説集を出した。『ピアスをしたシャム猫たち』である。全5編、いずれも「私」が主人公で、個性豊かなシャム猫たちが登場する。もっとも、これらのシャム猫たちは「なりそこなった」という形容詞がつくシャム猫たちで、そこが浦野さんらしい。ノーブルな乙にすました純血種でもなく、御主人さまの顔色をうかがいがちな雑種でもない。気まぐれで男を男とも思わない、年齢さまざまな豪快な女たちなのだ。
主人公の私は中年のフリーの編集者。付き合い下手でリストラにあったばかりの、なんともさえない境遇にある。設計事務所を経営するキャリアウーマンの妻には頭があがらず、当然、高校2年の娘からは「だめ親父」に思われている。バイトには精を出すくせに学校はずる休みばかり、もちろんピアスなんて当たり前。自分をときに「ボク」「おれ」と言い、親の意見には「うるせえんだよ」「べつに、なんでもねぇじゃん」。果ては「学校やめるぞ」…とのたまう。なんとも乱暴な乙女たちで、ついつい「これで女かよ」とこっちも毒づきたくもなってくるのだが、ともかく著者はそんな生意気で自分勝手で、猛女志向の女の子たちが、どうやら好みらしい。いきり立つ模範生の母親たちとは反対に、娘たちは底抜けに生き生きとしていて面白い。思わず笑いがこみ上げてくる。「干潟のある町」での「私」は、それまでの煮えきらない、自己主張をしない、自分の世界以外は興味のない男から一挙に饒舌な、そこそこ付き合いのできる男となって登場する。諫早湾干潟問題をめぐる取材のため故郷を訪れた「私」は、「鮮やかな紅赤のピアスをした」スナックで働くアキちゃんと出会う。ときに無愛想、客を客と思わない、まさに「なりそこなったシャム猫」ふうのアキちゃんに、どうやら「私」は好意を持たれたらしい。これでは、あの、おどける「私」ではなくなるではないか、と思っていたら、ラスト、やはり「おどける父」は健在だった。忘れられない本がまた一冊、増えそうだ。
(「テクネ」24より、抜粋) 発行:(株)レック研究所 判型:新書判 定価:1000円 送料:無料
●『ピアスをしたシャム猫たち』購読希望の方は、「テクネ」編集室の文字舎へご連絡ください(「テクネ」会員募集の連絡先と同じです。FAXか、はがき。希望の旨を明記)。 |
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小説家・浦野興治の東京発 『諫早少年記』『諫早思春記』『諫早干潟干拓』の「諫早」シリーズ3作を |
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『諫早少年記』(表紙・トビラ絵:片山健 風媒社 1500円絶版) |
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『諫早思春記』(表紙・トビラ写真:武田花 右文書院 1600円絶版) |
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『諫早干潟干拓』(写真:北部排水門 レック研究所 1000円) |
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堀切直人・編著「唐十郎がいる唐組がある二十一世紀」(青弓社) |